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カメラは絶対に手放さない 91歳のアマチュア写真家・西本喜美子さん

 セルフポートレート作品が有名な西本さんだが、実は花や小物などを光の加減で幻想的に切り取るテーブルフォトが作品の中心。自宅一室に設けた撮影スタジオで創作活動に没頭する。

 ◆環境づくり大事

 西本さんは父親の仕事の関係でブラジルで生まれた。8歳で帰国し、戦争を経験。美容院経営や競輪選手を経て27歳で結婚。84歳で夫を亡くした。

 写真を始めてからの西本さんについて、和民さんは「笑顔が多くなった。写真を撮るには頭を使う。どうやって撮ったのだろうと思わせる作品も少なくない。たくさん考えるようになったことが、いい影響を与えている」と話す。

 和民さんはあえて同居を避け、車で20分ほどの場所に住む。「一緒に住めば、母は私に気を使うし、ストレスにもなる。年を取っても元気でいてもらうには、自由な時間を持ち、問題が起これば自分で考え、どうにか解決していく環境づくりを家族がすることが大切だ」と和民さん。

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