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【話の肖像画】マンガ家・永井豪(74)(11)同業者、編集者、読者…みんな先生

 朝7時には起きて体操し、自宅の専門チャンネルで映画を見て、午後から夕方までマンガを描き、食事してまた映画を見る。いろんなものを吸収し、何でも経験することが創作の原動力かな。今年7月にジャパンエキスポでフランスへ行ったとき、空き時間を利用して美術館を巡りました。ルーブルやポンピドー・センターなど大きなところは行ったことがあるので、ピカソ美術館とか、個人美術館のギュスターブ・モローも見に行きました。映画は往復の航空機のなかで一睡もせず、6本ずつ見ました。日本にいるときは週に1、2回は映画館へ行ってますね。

 《「デビルマン」などヒット作の裏側を描いた「激マン!」シリーズが単行本になっている。「ノンフィクションにきわめて近いフィクション」と銘打つ》

 過去はそれほど振り返らないのですが、「激マン!」を描くために当時を思い返すと、そういえばつらかったなあと感じます。済んだことは次々に忘れ、ストーリーをどう展開しようかと、明日のことしか考えていないんです。画業50年以上となりましたが、その蓄積がのしかかってくるようなことはゼロですね。アイデアは机の前で、白い紙に向かえば出てきます。「デビルマンサーガ」もネタが苦しくなってきたなあと思うと、自然にアイデアが出てきてくれる。苦労したことはないんです。

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