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【ソロモンの頭巾】サンマ意外史 江戸では無名、デビューは戦後 長辻象平

 サンマは流れ藻に卵を産む。だが、冬の外洋で卵が何に付着しているのかは不明。サンマの寿命が2年と判明したのも今世紀になってからだ。短寿命の魚なので性成熟は早く、減少からの復活の足取りは速いはずだ。しかし、過剰な漁獲と海況の悪化が重なるなどすれば、その限りではない。

 7月に北太平洋漁業委員会(NPFC)で、来年からのサンマ漁への漁獲枠導入が決められたが、中国などの外国船による漁獲量の正確な報告が不可欠だ。

 これが狂うとサンマ資源は壊滅的な打撃を受けかねない。衛星からの船団確認強化などが必要だ。

 ちなみに、2013年以降、最多漁獲を続ける台湾の本格参入は1990年代に入ってから。それ以前の外国の漁獲はロシア(旧ソ連)と韓国によるものだ。

 佐渡島のサンマの手づかみ漁が面白い。指で輪を作った手を小舟の縁から海に入れると、サンマが体を押し込んでくる。それをつかむのだ。産卵行動を利用した伝統漁法と聞いた。

 ところで「秋刀魚」と最初に表記したのは誰で、いつのことだろう。明治の新聞を調べてみたが、見当たらない。

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