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こうのとり8号機、10周年の記念日飾れるか あす打ち上げ

国際宇宙ステーション(右)に接近し、ロボットアームのキャッチを待つ物資補給機「こうのとり」6号機=平成28年(JAXA、NASA提供)
国際宇宙ステーション(右)に接近し、ロボットアームのキャッチを待つ物資補給機「こうのとり」6号機=平成28年(JAXA、NASA提供)

 国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ補給機「こうのとり」8号機を搭載したH2Bロケット8号機は10日、種子島宇宙センター(鹿児島県)の発射台に移動し、11日早朝の打ち上げに向け最終準備に入る。初号機からちょうど10年となる記念日の打ち上げで、節目を飾れるか注目されそうだ。

 H2Bは現在、機体の点検作業を続けており、午後2時半ごろには大型ロケット組立棟から発射地点へ移動を開始する。11日午前6時33分29秒の打ち上げを予定しており、天気予報は晴れ一時曇りで問題はなさそうだ。

 こうのとり8号機には生物を長期間、さまざまな重力で飼育し影響を調べる実験装置や、宇宙の全方位を一度に撮影できるカメラなどの観測装置のほか、飛行士の生活に不可欠な水や食料など計約5・3トンを搭載する。平成28年の6号機や昨年9月の7号機と同様に、ISSの主電源となる日本製リチウムイオン電池のバッテリー6個も運ぶ。

 H2Aの増強型であるH2Bは7号機まで全て成功。連続成功34回、成功率97・5%を誇る基本型のH2Aと合わせて、信頼性は世界最高水準だ。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)がこうのとり初号機を打ち上げたのは平成21年9月11日。今回は偶然にも、ちょうど10周年の日の打ち上げとなる。

 デビュー時には、ISSに滞在する宇宙飛行士がロボットアームを操縦し、こうのとりをつかみ取る新たなドッキング法が世界から注目された。日本は当初、宇宙船の開発能力すら米航空宇宙局(NASA)から疑われていたが、ISSに直接ぶつけてドッキングさせる従来法より安全だと主張し、実現にこぎ着けた。

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