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女流6冠達成の里見香奈「注目にふさわしい将棋を指したい」

将棋の「第1期ヒューリック杯清麗戦五番勝負」第3局で甲斐智美女流五段に勝利し、初の女流6冠を達成した里見香奈新清麗。感想戦で対局を振り返った=7日午後6時30分、金沢市 (安元雄太撮影)
将棋の「第1期ヒューリック杯清麗戦五番勝負」第3局で甲斐智美女流五段に勝利し、初の女流6冠を達成した里見香奈新清麗。感想戦で対局を振り返った=7日午後6時30分、金沢市 (安元雄太撮影)

 「棋力的にもまだまだ弱さを感じるところがある。日々を大事に勉強したい」

 金沢市で7日に行われた第1期ヒューリック杯清麗戦第3局で勝利し初代清麗を獲得、7つある女流タイトルのうち、史上初の女流6冠を達成した里見香奈新清麗(27)。偉業達成にも表情を引き締め、将棋への思いを語った。

 午前9時に始まった対局では、里見新清麗は得意の「ゴキゲン中飛車」で構え、テンポよく指し進めた。甲斐智美女流五段(36)の巧妙な攻めに受けに回る場面もあったが、終盤は手堅く指し回して午後5時59分、熱戦を制した。解説の屋敷伸之九段(47)も「難解なねじり合いが続き、見応えある将棋だった」とたたえた。 

 終局後、対局室に詰めかけた多くの報道陣を前に、「最後の最後まで分からなかった」と、やや上気した表情で答えた。6冠達成については「注目していただいていた。それにふさわしい行動をし、将棋を指したい」と静かに話した。

 清麗戦は今期から新設されたタイトル戦。記者会見で、初代王者となった思いを聞かれると、里見新清麗は「棋戦をつくっていただくことは大変なこと。自分にできることを精いっぱいやれたらと思っていた」。会見に同席したヒューリックの西浦三郎会長が「7つ目のタイトルも狙っていただきたい」とエールを送ると、「棋力的にもまだまだ弱さを感じる」と謙虚に答えた。

 普段から、「楽しみながら将棋をやりたい」とよく口にする里見さん。この日はこう話した。「楽しく指すことは、勝ち負けと矛盾していて難しい。しかし、終えてから手応えがつかめるような将棋を指せることが目標です」。

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