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静岡で絶滅危惧種アオウミガメふ化、本州初か

静岡県内の海岸でふ化したアオウミガメの赤ちゃん=6日(NPO法人サンクチュアリ提供)
静岡県内の海岸でふ化したアオウミガメの赤ちゃん=6日(NPO法人サンクチュアリ提供)

 熱帯から亜熱帯に生息し、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されているアオウミガメの卵が静岡県袋井市の海岸で見つかり、54匹がふ化したと、ウミガメ保護に取り組む浜松市のNPO法人「サンクチュアリ」が6日、発表した。

 アオウミガメは、国内では小笠原諸島や南西諸島を中心に産卵する。同法人の馬塚丈司(まづか・たけじ)理事長は「34年間の保護活動の中で本州で自然ふ化を確認したのは初めて。地球温暖化などの影響で産卵場所が北上している可能性もある」としている。

 同法人の調査員が7月1日、袋井市の浅羽海岸で卵69個を発見。近くを通る車などから守るため、別の海岸に移して砂に埋め戻し、様子を毎日観察、9月6日朝に54匹がふ化して歩き回っているのを確認した。残りも今後、ふ化する可能性があるという。

 54匹は同日、海に放流された。

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