PR

ライフ ライフ

NPO担い手、変わる放課後 学童保育「一体型」で多彩に

授業終了後、料理のプログラムに参加する小学生(手前)=東京都中野区の私立新渡戸文化小中学校
授業終了後、料理のプログラムに参加する小学生(手前)=東京都中野区の私立新渡戸文化小中学校

 共働きやひとり親家庭の小学生を預かる「放課後児童クラブ」(学童保育)が多様化している。利用者の増加で、入学後に預け先が見つからない「小1の壁」が問題となる中、NPO法人などが担い手となって受け皿を拡充。さまざまな体験を通じ、子供が成長できる場になっている。

◆いろいろな体験

 「今日はそうめんを、つゆから作ってみましょう」「へー、できるかな」。東京都中野区にある私立新渡戸文化小中学校の調理室で、小学生約10人が講師の説明を真剣に聞いていた。NPO法人「放課後NPOアフタースクール」(東京)が立ち上げた活動だ。

 校舎の一部を改装し、専用の部屋が3つ。午後2時半ごろから授業を終えた児童が次々に訪れ、ランドセルを置くと用意された手作りのおやつを食べたり、友達と本を読んだり、思い思いの時間を過ごす。月曜日から金曜日の午後7時まで。夏休み中も開いており、同校の児童は誰でも利用できる。サッカーや料理、そろばんなど20以上の活動プログラム(1時間程度)は、自由に選択可能だ。

 同法人の織畑研副代表理事は「学校と調整し、使える教室を増やして活動の幅を広げてきた」と話す。平成23年の開設当時は利用者が20人ほどだったが、今では全児童の3分の1を超える約140人に増えた。保護者からは「子供がいろんな体験ができる上、預けやすくて助かる」といった声が寄せられるという。

◆校舎内で安全に

 厚生労働省の調査によると学童保育は30年5月時点で全国に約2万5000カ所、利用登録する児童は約123万人で、ともに過去最高となった。共働き世帯が増え、希望しても利用できない待機児童は約1万7000人。安心・安全を重視するあまり、過ごし方が単調になるといった課題も指摘されている。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ