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【話の肖像画】マンガ家・永井豪(73)(4)激務のアシスタント時代

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永井豪氏(酒巻俊介撮影)
永井豪氏(酒巻俊介撮影)

 《昭和40年、レストランでボーイのアルバイトをしながらマンガを描き、デビューの機会をうかがっていた。編集者の紹介で手塚治虫と会う約束を取り付けるも、本人不在で会えなかった》

 手塚先生に会えず、がっかりして帰宅すると、弟の同級生が遊びに来ていた。その同級生は日頃から石森(のちの石ノ森)章太郎先生にマンガを見てもらっているとのことで、「一緒に行かないか」と誘われました。実はその前夜、夢を見ていたんです。(手塚の)虫プロに行くと、大きな庭にある小屋の中から、なぜか石森先生が「こっちへおいで」と手招きしているという夢でした。その場面を思い出して後日、石森先生に会いに行きました。和服を着た石森先生は落語家のようで、見ていただいた絵をほめてもらったことが自信になりました。

 《石森のアシスタントが作業する仕事場に足を運ぶうち、「手伝ってくれないか?」と誘われるようになる。前任のアシスタントがやめ、人手が足りなかったのだ》

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