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【がん電話相談から】前立腺がん「一か八かの放射線治療」に不安

 Q 手術から約1カ月ですが、尿漏れは1日50ccほどあり、小さなパッドを1日、2~3枚使用して対応しています。

 A 多少の尿漏れは当然ですが、手術により尿道括約筋(内・外とも)に障害が出ていますので、放射線治療は失禁が減るまで待った方がいいでしょう。括約筋や周辺の炎症所見の改善後に行う方が、放射線によっても起こる括約筋障害が軽減されるからです。

 Q 別の治療法はあるのでしょうか。

 A 術後の補助療法として抗がん剤は使いません。最近では放射線にホルモン治療を併用する方法も推奨されています。

 Q 再発が心配です。治療をやっておけばよかったと後悔したくないのですが。

 A 不安は当然です。まずはPSA値が下がっているかどうかを確認し、その上で、放射線治療をいつ受けるか、ホルモン治療を併用するかなどについて主治医とよく相談されると良いでしょう。(構成 大家俊夫)

 回答には、がん研有明病院顧問(泌尿器科)の福井巌医師が当たりました。カウンセラーによる「がん電話相談」(協力・がん研究会、アフラック、産経新聞社)は、03・5531・0110。月~木曜日(祝日は除く)午前11時~午後3時。相談内容が本欄やデジタル版に匿名で掲載されることがあります。

 ≪ミニ解説≫PSA値とグリーソンスコア、TNMでリスク分類

 前立腺がんのリスク分類は、検査値や進行度、悪性度の分類などで総合的に判断される。福井医師は著書『前立腺がんと言われたら…』(米瀬淳二医師と共著、保健同人社)の中で、TNM分類について「がんの進行度をみるもので、Tは原発巣の拡(ひろ)がりを、Nはリンパ節転移の有無を、Mは遠隔転移の有無をそれぞれ表す」と説明する。

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