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【がん電話相談から】前立腺がん「一か八かの放射線治療」に不安

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■PSA値の確認前提 排尿機能戻ってから

 Q (最初は妻から)60歳の夫の相談です。昨年の健診で前立腺がんの腫瘍マーカー、PSA値が7・25と出て、病理検査などで、前立腺がんと診断されました。今年7月に手術支援ロボット「ダビンチ」による手術で前立腺を摘出。TNM分類では術前はT2、術後はT3aへと悪化しました。「一か八か、放射線治療を受けるかどうか決めてほしい」と主治医に言われました。夫には長生きしてほしく、一か八かの治療法では心配です。

 A 一か八かとはどういうことでしょうか。

 Q (以下、本人の電話)「がん細胞が前立腺の被膜外とリンパ管に浸潤しており、どこに飛んでいるかわからないから」と主治医から説明を受けました。

 A 前立腺がん術後の放射線治療には二つの方法があります。一つは補助放射線治療といい、術後のPSA値がゼロ近くに下がっていても、全摘標本の病理所見から、周辺部にがん残存のリスクが高いと思われる場合に行います。もう一つは救済放射線治療といい、術後のPSAが0・2以下に下がらないか、下がっていたPSAが経過観察中に0・2を超えて上昇(PSA再発)した場合に行います。この場合、0・5以下での開始が望ましいとされています。どちらが良いかは、前向きの比較試験がないので、現時点では何とも言えません。

 Q 補助放射線治療を受ける場合、タイミングはいつごろでしょうか。

 A あわてて行う必要はありません。少なくとも3カ月以上、排尿機能の改善を待って、開始するのが良いでしょう。いま、尿漏れはありますか。

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