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「長慶天皇伝説」残る青森県新郷村で慰霊祭

長慶天皇を偲んで村に伝わる駒踊りが披露された=31日、青森県新郷村(福田徳行撮影)
長慶天皇を偲んで村に伝わる駒踊りが披露された=31日、青森県新郷村(福田徳行撮影)
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 南朝第3代・長慶天皇の墓があるとされる青森県新郷村の西越地区崩(くずれ)集落で31日、長慶天皇祭が開かれた。参加した村民は、古(いにしえ)のロマンに思いをはせながら「長慶天皇伝説」の継承を誓った。

 言い伝えによると、「崩」という地名は、敵の追跡から逃れてきた長慶天皇が崩御した地として墓守2人に与えたとされ、昭和10年ごろ、集落を訪れた研究者によって天皇の墓と認識されたという。

 こうした伝説を後世に残そうと、集落の住民ら約10人が平成28年に「崩伝承保存会」を結成し毎年、慰霊祭を開いている。集落にある「三婆羅(さんばら)塚伝承地」で行われた慰霊祭には関係者約30人が出席し、神事の後、村に伝わる伝統芸能が披露された。同会の崩弘幸代表は「地域の宝として今後も慰霊祭を継続していきたい」と話した。

 長慶天皇の関連史料は少なく、天皇御陵を研究している成城大の外池昇教授によると、全国に100カ所以上の御陵伝説が残っているという。慰霊祭に出席した外池教授は「全国各地に長慶天皇の伝承があるが、地元の人が祭祀を継続していることは珍しい」と語った。

長慶天皇の墓とされる三婆羅塚で祈りをささげる出席者=31日、青森県新郷村(福田徳行撮影)
長慶天皇の墓とされる三婆羅塚で祈りをささげる出席者=31日、青森県新郷村(福田徳行撮影)
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