PR

ライフ ライフ

中2自殺「いじめ、直接の関連性なし」 八王子市、第三者委が調査報告書公表

調査部会の報告書公表を受け、記者会見する永石陽菜さんの父、洋さん=30日午後、東京都八王子市
調査部会の報告書公表を受け、記者会見する永石陽菜さんの父、洋さん=30日午後、東京都八王子市

 東京都八王子市で平成30年、市立中学2年の永石陽菜(ひな)さん=当時(13)=が自殺した問題で、市教育委員会の第三者委員会は30日、いじめと不登校の間に関連性があったとする一方、「いじめと自殺との間には直接的な関連性は認められない」とする調査報告書を公表した。

 報告書では、29年7月ごろ、陽菜さんが会員制交流サイト(SNS)上で家族旅行について触れたところ、他の部員から「自慢ですか」などと非難するコメントが書き込まれ、いじめに発展したと指摘。

 遺書には「中1の時、学校に行かなくなったのは部活が理由」と記載があり、第三者委は、いじめが不登校の原因になったとする一方、自殺までの間に時間が経過しており、不登校の長期化や転校、進路課題などさまざまな要因が影響しているとした。

 また、学校側が陽菜さんについて「いじめによる重大事態ではなく、一般的な不登校の事例と捉えていた」とも指摘。法令で定めるいじめ対応がなされていなかったことも判明した。

 安間英潮(やすま・ひでしお)教育長は「一人一人の状況に応じた対応の必要性と実現について深く受け止め、提言された方策を、できることからすぐに始めるという強い決意で実現していく」と述べた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ