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画家ら「アートウィーク」に向け制作 和歌山・九度山

元パイル織物工場内の壁に作品を描くはやしだちかさん=和歌山県九度山町
元パイル織物工場内の壁に作品を描くはやしだちかさん=和歌山県九度山町

 和歌山県九度山町の秋を彩る芸術家らの祭典「くどやまアートウィーク」が9月29日~10月14日、町中心部をメインに開催されるのを前に、早くも参加する画家が町内で絵画の制作に励んでいる。初参加を含めて招待作家25人・組などが出展する予定で、町の担当者は「今年は特に作家らの意気込みが伝わってくる」としている。

 町などでつくる実行委員会が平成28年、「町が丸ごと美術館に」というキャッチコピーを掲げて初開催した「くどやま芸術祭」を契機にした、毎年秋の恒例イベント。

 今年は招待作家全員に下見に来てもらうよう依頼。展示場所を紹介したうえで気に入った所を選んでもらったという。

 絵画をはじめ、立体オブジェや陶芸、チョークアートなど多岐にわたる作品が出展される予定だ。

 毎年出展し、今年はライブペイントも行う大阪市の画家、はやしだちかさん(29)は今月16日から数日間現地入り。昭和45年に建築された元パイル織物工場内の壁に、「何色にも染まらない女性」を意識したモノクロで迫力ある絵を制作している。「廃虚のようなさびれた感じがする場所が好きだし、大きな壁に描きたかったので、とても楽しい」と笑顔をみせる。

 所有者で同県橋本市職員の海堀太郎さん(37)は「新しい命が吹き込まれたようで、工場を経営していた亡くなった祖父や父も喜んでいると思います」と話していた。

 くどやまアートウィークの初日は午後0時半から、道の駅「柿の郷くどやま」芝生広場でオープニングイベントがあり、高野町のチェロ奏者、ロビン・デュプイさんの演奏に合わせ、九度山町民らでつくる「紀州九度山真田鉄砲隊」の鉄砲演武などを予定している。

 会期中は原則無休。午前10時~午後4時。問い合わせは実行委事務局(0736・54・2019)。

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