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【変わる多国籍の街・新大久保】(3)新たに増えるネパール、ベトナム人

新大久保フェスで仲間とともにネパールの歌を歌うティラク・マッラさん(右端)=4日、東京都新宿区
新大久保フェスで仲間とともにネパールの歌を歌うティラク・マッラさん(右端)=4日、東京都新宿区
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 新大久保(東京)は近年、ベトナム、ネパールなどの住民や店が増え、多国籍化が進んでいる。平成15年の新宿区の外国人登録者数はベトナム55人、ネパール64人だったが、現在はいずれも3千人を超え、中国、韓国に次いで多い。

 「ネパール料理は本気の味。今は送金、洋服、旅行、不動産なんでもある」と、ネパール人向けの新聞などを発行する「GMTインターナショナル」のティラク・マッラさんは話す。

 ネパール人がほとんどいないころに来日したティラクさんは生活になじむのに苦労したという。

 「日本語が分からなくて、買い物など困ることばかりだった。頼る人がいなかったので苦しい時代だった」と振り返る。

 来日する同胞に同じ苦労をしてほしくないと、ネパール人向けの新聞「ネパリ・サマチャー」を発行し、情報発信を始めた。さらに、みんなが集う場所を作ろうと、ネパール料理店も開店した。

 平成23年3月の東日本大震災で韓国からの学生が激減。日本語学校が新たに学生を募集し、ネパールとベトナム人が増加したという。ティラクさんは「日本でコックとして働いてためたお金で独立し、自分の店を開いてから家族を呼び寄せたりする人が増えた」と説明する。

 現在の新大久保は仕事や学校、衣食住、情報が集まり、リトルネパールタウンのようになっている。ただ、ティラクさんには少し心配もある。

 「ネパール人同士だけで付き合うのではなく、せっかく日本に来たのだから、日本人と仲良くしてほしいですね」

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