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パキスタンで邦人4人移植 違法売買の腎臓使用か

 違法な臓器売買が問題となっているパキスタンで腎臓移植を受けた日本人が今年少なくとも4人いたことが20日、患者ら関係者への取材で分かった。1人は手術後に状態が悪化し命が危険な状態で帰国していた。いずれも東京の業者が仲介。患者が受けた説明などから売買された腎臓が使われた可能性がある。パキスタンでも売買は違法で、安全性にも問題があり専門家は注意を呼びかけている。

 日本の臓器移植法は、海外であっても臓器提供の対価としてお金を払うことや、無許可のあっせんを禁じている。厚生労働省は情報収集を始めるとともに、対応を検討している。業者は取材に「話すことはない」と答えた。

 いずれの患者も帰国後は、腎臓移植手術の経験が多い愛媛県の宇和島徳洲会病院の万波誠医師に診療してもらうよう伝えられており、実際に訪れた。だが万波医師は「業者と面識はない。勝手に名前を使われて許せない」と話している。

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