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地域共助で介護予防「テンミリオンハウス」 気持ち通いあうこと ほんとに楽しい

グループ「萩の会」代表の平山京子さん=東京都武蔵野市の「テンミリオンハウス 川路さんち」
グループ「萩の会」代表の平山京子さん=東京都武蔵野市の「テンミリオンハウス 川路さんち」
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 「近くに住んでいる人を助けたり、助けられたり。気持ちが通いあうことが楽しい。スタッフには一応時給がありますが、お金のためというよりは、皆さん、地域に貢献したいという気持ちでかかわっている。人集めは口コミだけですが、全然苦労していません」

 現在のスタッフは10人。40歳から75歳と幅広い。資格は不要で、活動方針はシンプル。利用者が安心して来られて、スタッフも楽しく過ごせる場所にすることだ。「ほんとに楽しいんですよ。いろんなこと話して、笑いあって」

「居場所がある」

 利用者も満足そうだ。

 「こんなに楽しい老後があるとは考えもしなかったわ!」と満面の笑顔で話すのは高橋幸子さん(89)。書道、コーラス、編み物に参加し、「3日に1回ぐらいは来ているかしら」。よく一緒に来るという友人の中谷悦子さん(82)も「ここに来ると楽しい気分になれる」と相づちを打つ。

 男性も参加しやすい。諏訪秀策さん(81)は、昨年リタイアして利用するようになった。毎週水曜に来て得意な囲碁を初心者に手ほどきする。「居場所があるっていうのはありがたいですね」

 プログラムがない日も、誰かがいて、思い思いに過ごす。ここにくれば独りではない。元気な高齢者は「家庭」がサポートし、介護が必要になれば「施設」という固定観念が強いが、友人、知人や隣近所の「共助」は、生きやすい社会のキーワードだ。

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