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チンパンジーの子もおやつ 人類の進化研究に期待

タンザニアのマハレ山塊国立公園で、母親に抱かれ植物の茎を食べるチンパンジーの子ども(松本卓也研究員提供)
タンザニアのマハレ山塊国立公園で、母親に抱かれ植物の茎を食べるチンパンジーの子ども(松本卓也研究員提供)

 野生のチンパンジーの子供が、母親と一緒に取る食事以外に独自に“おやつ”を食べているとみられることが分かったと、総合地球環境学研究所(京都市)の松本卓也研究員らのチームが国際学術誌電子版に発表した。母親は主食の果実などを求め、子供を連れて森を歩く。1日2回ほどの食事を取ることは知られていたが、子供の間食が確認され「初期人類の子供がどのように食べ物を獲得していたのかを考察する進化研究の足掛かりになる」としている。

 チームは2011~15年、アフリカ・タンザニアのマハレ山塊国立公園で19組の母子の行動を観察。6歳までの子供は全ての食事回数のうち38・8%で母親と違うタイミングで食事をしていた。

 母親と食事をする際は栄養価の高い果実を食べる一方、間食の際は手近にある植物の茎などを口にしていた。松本研究員は「子供は消化器官が小さく、一度にたくさん食べられないため、おやつが必要になるのでは」としている。

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