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群馬県戦没者追悼式に1700人 「惨禍を繰り返すな」

終戦の日の15日、約1700人が参加して行われた県戦没者追悼式=前橋市(柳原一哉撮影)
終戦の日の15日、約1700人が参加して行われた県戦没者追悼式=前橋市(柳原一哉撮影)

 終戦から74年を迎えた15日、約5万人の県出身戦没者をしのぶ令和初の「群馬県戦没者追悼式」がALSOKぐんまアリーナ(前橋市関根町)で開かれた。参列した遺族や関係者約1700人が正午の時報に合わせて黙祷(もくとう)をささげ、戦没者の冥福(めいふく)を祈った。

 式典では山本一太知事が式辞を述べ、「私たちが享受する平和と繁栄は国難に立ち向かわれた方々の尊い犠牲の賜(たまもの)であることを忘れてはならない。戦争の惨禍を繰り返させないことは私たちの責務だ」と語った。

 また、「次の世代を担う若者代表」として桐生高校2年、出口恭聖(きょうせい)さん(16)と桐生女子高校2年、義山美海(みう)さん(16)の2人が「平和の誓い」を発表。「平和な時代を生きる私たちは戦争のないこの時代の尊さを見失ってしまいそうになる」と、戦争の記憶が風化することへの懸念を訴えた。

 昭和20年8月に満州(現在の中国東北部)で父親を亡くした県遺族の会の清水基衛会長も参列。「徐々に遺族も少なくなり、戦争の悲惨さをどう語り継いでいくかが課題だ」と語った。

 式典には遺族約1100人のほか、小渕優子衆院議員ら県選出国会議員、県内の各市町村長ら約600人が列席した。

 群馬県戦没者追悼式は昭和38年度から始まり、今回で57回目。

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