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障害者にアート伝えた亡き母への思い、5年越しに結実 兵庫・西宮で作品展&ダンス公演

 先生の里依子さんは、生徒たちのエネルギーを作品にまとめる指導が上手で、美夢さんはそんな作品に魅了されたという。

 やがて美夢さんはダンスに打ち込むようになり、大学で舞踊を専攻してコンテンポラリー・ダンスを本格的に学んだ。

新しい目標

 26年5月、里依子さんが突然、体調を崩して亡くなった。大学3年生だった美夢さんが葬儀を取り仕切った。

 生前の里依子さんに「こんどはママの個展を開いてあげるね」と話していた美夢さんは、同年8月、母の遺作と生徒たちの作品の展覧会を自らの手で開き、約束を果たした。

 ただ、母のアトリエを存続させるには、学生の立場ではあまりにも力不足で、活動を終えるしかなかった。悔しさの中、何ができるかを追い求めた美夢さんは、新しい目標を決めた。

 「自分が成長した上で、もう一度アトリエの展覧会を開きたい。そして、母の遺作と同じ空間で、私のダンスを演じたい」

 あれから5年-。大学卒業後、イベントや舞台公演の裏方の仕事を経験し、大学の後輩ダンサーたちのサポートをしながら、自身もダンスの表現力に磨きをかけてきた。

 「ようやく、目標を達成できるようになった」

 そう確信した美夢さんは今月末、再びアトリエの生徒たちの作品展「が・らんふParty展 リターンズ」を開くとともに、母の人生をテーマにしたダンス公演に挑む。

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