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重文・阿弥陀如来坐像修理へ 奈良の喜光寺

修理される喜光寺の本尊・阿弥陀如来坐像(中央)=奈良市
修理される喜光寺の本尊・阿弥陀如来坐像(中央)=奈良市

 奈良時代の僧、行基ゆかりの喜光寺(奈良市)の本尊で重要文化財の阿弥陀如来坐像(ざぞう)(平安時代)が今秋から修理されることになった。大正14年以来、約90年ぶりの修理になる。

 喜光寺(菅原寺)は、東大寺大仏の造立にも協力した行基が活動の拠点とした寺院で、最期を迎えた地でもある。創建当初の本尊については不明だが、現在は阿弥陀如来坐像が本尊となっている。

 阿弥陀如来坐像は、木造で像高2・33メートル。木彫りの上に下地漆(うるし)を塗り、金箔(きんぱく)を施している。傷みが激しいため、今年度から3カ年の修理を計画。県文化財保存課によると、美術院の奈良国立博物館工房で、本体の剥落止めなどが行われ、来春に寺に戻る見込みとなっている。さらに、光背や台座の修理も予定されている。

 薬師寺長老の山田法胤住職は「阿弥陀如来さまもお喜びになっておられると思う。光背の補作も含めて長い修理となるが、行基さんの精神に基づき精進してまいりたい」としている。

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