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「同じ星を見ていた父と母」 戦没者遺族の山梨県笛吹市・杉原五十子さん(75) 

 旗には母の字で「三ツ星の中の一つは夫(つま)なりと夕べの星を懐かしと思ふらん」とありました。戦地の父から母に宛てたはがきにも、三ツ星のことが「★★★星」と書いてありました。

 父と母は、離れていても同じ星を見ようと約束し、父が亡くなった後も、母は星を通じて父と会話していたのです。

 県立科学館の方が、三ツ星はオリオン座の真ん中に3つ並んで輝いている星のことだと教えてくださいました。

 母は8年前に92歳でお星さまになりました。空の上から父と一緒に、いつまでも平和が続くよう見守ってくれているはずです。(聞き手・渡辺浩)

■硫黄島の戦い 小笠原諸島の硫黄島をめぐる激戦。東京とサイパン島のほぼ中間にあり、日米ともに重要拠点と位置付けていた。昭和20年2月19日に上陸を始めた米軍は、5日間で陥落できると見込んでいたが、日本軍は栗林忠道陸軍中将の指揮の下、36日間にわたって抵抗。日本軍は約2万3千人のうち9割以上が死亡、米軍は約6800人の戦死者を含めて2万8千人以上が死傷した。

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