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「ゆくえ市」?! 茨城県行方市、難読地名を逆手に知名度向上作戦

茨城県行方市が東京都営地下鉄浅草線の車両内に出したPR広告(市提供)
茨城県行方市が東京都営地下鉄浅草線の車両内に出したPR広告(市提供)

 「ゆくえ市」ではありません-。茨城県行方(なめがた)市が、難読地名を逆手にとって、こんなフレーズを記したPR広告を東京都営地下鉄浅草線の車両内に出した。広告には「行方」の正しい読み方は載せておらず、目にした人の好奇心をかき立てることで市の認知度アップを狙う。

 行方市は平成17年に3町が合併して誕生し、旧郡名の「行方」を市の名称に決めた。市によると、「行方」の地名は、ヤマトタケルノミコトが水辺と台地が入り組んだ地形を「行細(なめくわ)し」と表現したことに由来するという。

 広告は「『ゆくえ市』ではありません」「行方市」と大書し、「ヒント」として、霞ケ浦、北浦の2つの湖に挟まれた風光明媚(ふうこうめいび)な地であることなどをアピールする内容だ。

 7月に掲載を開始し、来年6月末まで続ける予定で、市は、期間中に約340万人が広告を目にすると見込んでいる。

 「なめがた」の読み方を広告に載せなかった理由を、市の担当者は「ひと目で興味を持ってほしいと思った。自らインターネットで検索してもらい、市のホームページをのぞいてもらいたい」と語る。

 狙いは的中し、市のホームページ(パソコン版)の7月の閲覧件数は17万230件で、前月から3万件以上増加した。

 行方市は「行方不明から行方明白へ!」を広報戦略の基本目標に掲げる。難読地名を「ネタ」にしたPR戦術の成果はいかに-。(永井大輔)

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