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飛鳥京跡苑池から7世紀の天皇祭祀遺構 奈良・明日香村

飛鳥京跡苑池北池で見つかった流水施設。手前に遊水池があり、奥(西)に流路がのびる。周囲は石敷き=明日香村
飛鳥京跡苑池北池で見つかった流水施設。手前に遊水池があり、奥(西)に流路がのびる。周囲は石敷き=明日香村
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 国内最古の宮廷庭園跡とされる奈良県明日香村の飛鳥京跡苑池(えんち、7世紀)で、天皇による水の祭りの舞台となった流水施設が見つかり、橿原考古学研究所が8日発表した。飛鳥時代の天皇祭祀(さいし)遺構は極めて珍しく、平成12年に出土した酒船石(さかふねいし)遺跡の亀形石造物(同村)に次いで2例目。専門家は「呪術的な祭祀などが行われた神聖な空間」としており、古代の天皇祭祀を研究する上で重要な資料となりそうだ。

 流水施設の遺構が見つかったのは、南北2つの池のうち北池の北東部。湧水池と両側に石敷きを伴った流路で構成され、現在も水が湧き出ている。中心部の構造は南北と東の3方を石垣で囲ったU字形で、東西約3・5メートル、南北約4メートル。この中に一辺約1メートルの正方形状の湧水池(深さ約50センチ)がある。水は木製の堰(せき)を越え、砂岩製の切石を敷いた流路(長さ約10メートル)を通って西に流れ、池の外に流れ出るようになっている。

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