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【Dr.國井のSDG考~置き去りにしない社会を目指して(2)】(上)ゲスト・勝間和代氏 人は失敗や物語から学ぶ 

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医師の國井修氏(左)と評論家の勝間和代氏(酒巻俊介撮影)
医師の國井修氏(左)と評論家の勝間和代氏(酒巻俊介撮影)
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 世界の紛争地域で支援活動に携わり、現在はスイス・ジュネーブにある「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(通称・グローバルファンド、GF)」の戦略・投資・効果局長を務める医師の國井修氏。「No One Left Behind(誰も置き去りにしない)」を人生のテーマに掲げる國井氏が誰も置き去りにしない社会を目指すヒントを探る2回目の対談が、評論家の勝間和代さんをゲストに行われた。2人の話は災害の対応から8月に予定されている本の出版まで多岐にわたった。

 國井 勝間さんとは、パートナーの増原裕子さんを通じて初めてお会いしたんですよね。昨年末だったかな。そのご縁で勝間さんの本を読んだらとてもおもしろくて。じっくりお話をしたいと思ったんです。

 勝間 ありがとうございます。

 國井 本の内容がまずわかりやすい。ご自分の失敗の数々をチャンスに変えているのもすごいと思いました。完璧に見えるけれど実はそうじゃない。ご自身はADHD(注意欠陥・多動性障害)と公表されていますが、それを受け入れむしろ強みにして生きている。

 勝間 きょうも(取材場所である産経新聞東京本社がある)大手町駅に行こうと日本橋駅で乗り換えたんですが、気がつくと(逆方向の)茅場町駅。でも、はじめから失敗コストを見込んで時間を取っているので、間に合いました(笑)。

 國井 失敗を糧にして周りの人のために利用する。まさに利他力ですね。勝間さんの本は、マインドセット(考え方)をどう変えていくかを分かりやすく説明していますね。多くの人は環境や友達、職場など周りのせいにしてしまうけれど、自分のできる範囲をコントロールすることが大切。勝間さんの本は読者が実践できるように書かれている。今までに何冊くらい本を出されたんですか。

 勝間 数えていないですが、50~60冊くらいじゃないかと思います。

 國井 この8月に「世界最強組織のつくり方-感染症と闘うグローバルファンドの挑戦」という本をちくま新書から出版しました。地球規模の大問題と闘うにはどのような組織をつくる必要があるのか、組織を進化させなければならないのか。地球規模でなくとも、日本が抱える社会問題を解決するために公と民、非営利と営利がいかに学び合うべきか、本当の意味での連携とは何かなどを記しました。本を書き上げるにも結構苦労しますが、勝間さんは多くの本を書いていて、それ以上に売る努力をなさったと聞きました。

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