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「言葉の達人」しのぶ 作家田辺聖子さんお別れの会

スヌーピーに囲まれ笑顔の遺影が飾られた祭壇。多くの人が「おせいさん」をしのんだ=3日、兵庫県伊丹市(岡本義彦撮影)
スヌーピーに囲まれ笑顔の遺影が飾られた祭壇。多くの人が「おせいさん」をしのんだ=3日、兵庫県伊丹市(岡本義彦撮影)
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 6月6日に91歳で亡くなった作家、田辺聖子さんのお別れの会が3日、兵庫県伊丹市のホテルで開かれた。祭壇には、スヌーピーのぬいぐるみと一緒に笑顔を見せる遺影が飾られ、参列者は多くの読者に愛された「おせいさん」をしのんだ。

 田辺さんが大ファンだった宝塚歌劇団で星組トップスターを務めた瀬戸内美八(みや)さんが、作家の瀬戸内寂聴さんの弔辞を代読。「河野多恵子さんと私が、あなたの小説をどんなによく読み、褒めていたことか。あなたの古典の知識や造詣の深さはお見事でした」と述べた。

 田辺さんと同じ伊丹市在住で親交のあった朝日放送エグゼクティブアナウンサーの道上(どうじょう)洋三さんは、「今まで使ったことのない言葉を使って頑張りなさい」とアドバイスを受けたエピソードを披露。「言葉を大切にし言葉に磨きをかける達人を心から敬愛していました」と語りかけた。

 大阪樟蔭女子大学田辺聖子文学館副館長の中周子さんは、「『平たい言葉で伝わることは、ほんまは多いから』とおっしゃった言葉に、人生の深淵(しんえん)と人間の真実が詰まっていました」。田辺さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説「芋たこなんきん」で、主人公の夫を演じた俳優の國村隼さんは、「人生の先達としてはるか先をお歩きになり、生きざまでいろんなことを教えてくれる文字通りの先生でした」としのんだ。

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