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【Dr.國井のSDG考~置き去りにしない社会を目指して(2)】(中)ゲスト・勝間和代氏 会議を開くとき日本が重視するのは 

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医師の國井修氏(左)と評論家の勝間和代氏(酒巻俊介撮影)
医師の國井修氏(左)と評論家の勝間和代氏(酒巻俊介撮影)
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 「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(通称・グローバルファンド、GF)」の戦略・投資・効果局長を務める医師の國井修氏が、誰も置き去りにしない社会について会いたいゲストと対談する企画の2回目は、評論家の勝間和代さんを招いた。(中)では、社会を変えていく方法について語り合った。

 國井 世の中に格差が広がる中、取り残される人たちを救っていくのは政府・行政の仕事といわれますが、そこには限界があります。私は別の手段、特にボトムアップで地域で困っている人をサポートするアプローチはないかと常日頃から考えています。

 勝間 インターネットが有効ですね。「5年後になりたい自分になる」をキャッチフレーズに自己実現の方法を教える私のオンラインサロン「勝間塾」は8年目で、10代から70代まで2000人くらいがひとつの町のようなコミュニティーを作っています。この前、塾生の1人が夫のDVを受けて家から逃げ出したんです。着の身着のままでお金もない。そしたら、サロンの何人かが彼女に洋服やお金を送る活動を始めたんです。

 國井 なるほど。知り合いや地縁だけでなく、同じ目的でつながっていく広がり型のコミュニティーですね。GFのミッションは三大感染症の流行を終息させることですが、感染症が流行する国は財政が厳しく、性的少数者や性産業従事者などへの差別や偏見も強いので、予防対策が広がらない。病気になっても救われない。もちろん先進国にもまだまだ性的少数者や障害のある人への偏見や差別、子供や女性への虐待や暴行など多く存在しながら対策がいき渡らない課題もあります。勝間さんならどんな対策を考えますか?

 勝間 SNSですね。人間関係をつくる手段としてSNSはものすごいパワーを持っていますから。今まで交わることのなかった人が助け合い信頼し合う。助けを求める書き込みを見つけたら、公的機関でも個人でもいいので何らかのアドバイスを出す。自殺の方法を検索すると自殺防止センターが検索上位に出るとか、始まっている取り組みもありますよね。

 國井 民間組織が社会課題に取り組む場合、資金調達が大変ですよね。一方で公的機関はある程度の予算はありながら、効率や効果をあまり追求していないともいわれます。私は公的機関も説明責任をもっと持つべきだと思っています。

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