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特殊詐欺、あなたは大丈夫? 「バイト感覚」犯罪に加担

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■親子の時間つくり異変に気付いて

 特殊詐欺事件では、高額アルバイトと称して高校生や大学生が犯行グループの末端で現金を受け取る実行役に勧誘され、軽い気持ちで犯行に加わってしまうケースも目立つ。保護者が子供の異変に気づくことが歯止めとなるが、そのためには日常的に家庭内のコミュニケーションを円滑にしておくことが肝心だ。

 「これを受け取るだけで2、3万円ももらえるのはおかしいと思いませんか」

 警視庁町田署で犯罪抑止対策を担当する多田淳司警部補は模造の札束が入った封筒を示しながら、会場の大学生らに問いかけた。

 東京都町田市の桜美林大で開かれた学生向けの特殊詐欺防犯セミナー。大学生や高校生が「短時間でがっぽり稼げる」という甘言に乗せられ、犯行グループに勧誘される例が後を絶たない。その大半は現金やクレジットカードを受け取る「受け子」など末端の実行役で、逮捕者も多い。「バイト感覚の軽い気持ちでやったことが人生を左右してしまう」(多田警部補)

 犯行グループの低年齢化は深刻だ。警察庁によると、平成30年に特殊詐欺で摘発された人数の約3割を未成年が占める。その数は前年比56%増の749人に上り、うち約8割が受け子役だった。

 特殊詐欺被害に詳しい堀井準弁護士によると、不良仲間など人づてによる勧誘に加え、近年はSNS(会員制交流サイト)で「裏バイト」などと称し、仕事内容を明かさずに高額の報酬をちらつかせて募集する事例も目立つという。

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