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13歳の上野梨紗初段、3度目の正直ならず、初勝利またもお預け

デビュー3戦目となった上野梨紗初段(左)は、第59期十段戦予選Cで風間隼三段に敗れ、またもプロ初白星はおあずけになった(日本棋院提供)
デビュー3戦目となった上野梨紗初段(左)は、第59期十段戦予選Cで風間隼三段に敗れ、またもプロ初白星はおあずけになった(日本棋院提供)

 史上3番目の若さでプロ入りした囲碁の上野梨紗(りさ)初段(13)が1日、東京都千代田区の日本棋院で行われた第59期十段戦(産経新聞社主催)の予選Cに出場し、白番の風間隼(かざま・じゅん)三段(28)に244手の熱戦の末、最も差の小さい半目差で敗れ、公式戦初勝利はお預けになった。上野初段は5月20日の第29期竜星戦で泉谷英雄八段(49)に、7月8日の第23期女流棋聖戦で新海洋子(ひろこ)五段(61)に敗れており、この日がデビュー3戦目だった。

 プロ8年目の風間三段と対戦した上野初段は対局後「悔しい。(終局の)50手くらい前から(勝つにしろ負けるにしろ)半目差かな、とは思っていたんですが…」と振り返った。これまでの2局は持ち時間が各1時間で、瞬発力が重視される早碁と呼ばれる棋戦。この日は昼食休憩をはさみ、各3時間の考慮時間がある初めての長い対局だった。昼食にはうどんを食べて臨んだという上野初段は、「プロは厳しいです」と話した。

 上野初段は小学6年だった今年2月に、女流棋士特別採用試験で1位になり、12歳9カ月でのプロ入りを決めた。新設の英才特別採用推薦棋士制度により10歳0カ月でプロになった仲邑菫(なかむら・すみれ)初段、上野と同じ試験(平成22年)で11歳6カ月で入段した藤沢里菜女流名人(20)に続いて、囲碁の女流棋士では3番目の年少記録。

 今春デビュー組は順次、対局に登場しており、仲邑初段は7月8日の女流棋聖戦で田中智恵子四段(67)を破って公式戦2戦目で初勝利をあげている。同戦の本戦進出をかけ、5日には金賢貞四段(40)と対局する。また、福岡航太朗初段(13)は7月25日の十段戦予選Cで甲田明子四段(43)に勝利している。

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