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【話の肖像画】バレエダンサー・熊川哲也(47)(5)「ソリストへの道」懇願

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ロイヤル・バレエ団の公演で。まるで宙に浮いているような高い跳躍で観客を魅了した(c)Bill Cooper
ロイヤル・バレエ団の公演で。まるで宙に浮いているような高い跳躍で観客を魅了した(c)Bill Cooper

 〈英国ロイヤル・バレエ団は世界三大バレエ団の一つとも言われ、ダンサーだけでも100人近くが所属する。そのほかに芸術監督、振付師、オーケストラ部門や劇場部門のスタッフなどを加えると、総勢2千人を超える。世界五大歌劇場の一つ「ロイヤル・オペラハウス(通称コヴェント・ガーデン)」が、レジデンス(本拠地となる劇場)となっている〉

 ロイヤル・バレエ団と正式に契約を交わしたのは、ローザンヌ国際バレエ・コンクールの翌月でした。日本人としてはもちろん、東洋人としても初めての団員となりました。契約後、労働許可証の取得に4カ月を要し、初めて団員として舞台に立ったのは平成元年6月、17歳のときでした。けがをしたダンサーの代役として地方公演に出演しました。

 〈バレエ団のダンサーには序列があり、最高位のプリンシパルを頂点に、ファースト・ソリスト、ソリスト、ファースト・アーティスト、アーティストの順。その地位で踊る役柄が決まる。ソリストは原則としてソロ(1人の踊り)を踊る。ファースト・ソリストは、ソロの場面だけでなく、主役級の大きな役を踊ることもある。プリンシパルは主役クラスの役しか踊らないが、その踊りが公演の出来、不出来を左右する〉

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