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浴衣姿で県産織物PR 滋賀銀行員ら

浴衣姿で業務にあたる滋賀銀行大津駅前支店の行員ら=29日、大津市
浴衣姿で業務にあたる滋賀銀行大津駅前支店の行員ら=29日、大津市

 高島特産の綿織物「高島ちぢみ」や湖東地域で生産されている麻織物「近江ちぢみ」などの滋賀県産織物の魅力をPRしようと、滋賀銀行の支店や市役所、町役場で29日から、職員らが涼しげな浴衣姿で業務を行う取り組みが始まった。職員らは8月9日まで、浴衣姿で業務にあたるという。

 滋賀は長浜伝統の高級絹織物「浜ちりめん」などを含めて綿・麻・絹織物の3産地を抱える唯一の県。県は地元の織物産業に興味を持ってもらうため、県内の自治体や金融機関に対し、職員らにそれらで仕立てた浴衣姿で業務を行うよう要請した。29日から、滋賀銀の6支店のほか、長浜市役所、高島市役所、東近江市役所、愛荘町役場で職員らが浴衣を着て業務を行う。

 公募で集まった県内の中学生や大学生が手がけたデザインを採用、動きやすいように上下セパレートタイプとなっている。帯もあらかじめ結った形にした「作り帯」で、10分で着替えが完成するように工夫した。

 安価な海外製品の流入や和装需要の縮小などから、県内の織物製品の生産量は減少傾向にあり、県東北部工業技術センターの岡田倫子主査は「一つの県にこれほど多くの生地の地場産業が集中しているのは国内唯一。県民に魅力に気づいてもらい、地場産業を活気づかせる取り組みが必要だ」と話す。さらりとした肌心地の良さや丈夫さが売りの生地は海外でも高く評価されており、各産地は海外への販路拡大を進めている。

 このうち、江戸時代末期から高島地域で作られている「高島ちぢみ」は風通しのよさから部屋着やストールなどには最適で、生地表面に「しぼ」と呼ばれる凹凸をつけることによって洗ってもくたびれず、伸びにくいという。また、「近江ちぢみ」は機械や手によるもみ加工を施し、近年は寝具やインテリアなど多岐にわたって使われている。

 29日には滋賀銀大津駅前支店の行員がレトロな花柄模様の近江ちぢみや、水をイメージした涼しげなデザインが特徴の高島ちぢみで仕立てた浴衣を着て接客業務にあたった。浴衣姿で対応した中村ふゆ子さん(25)は「お客さまには滋賀の生地を使っていると言うと話が弾む。さらさらとした着心地でとても気持ちがいい」と話していた。

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