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【エンタメよもやま話】独裁者トランプと習近平が変える米中の教育現場

 しかし、このケンタッキー州の動きは全米に拡大しつつあります。ACLUなどによると、昨年、アラバマ州、アイオワ州、ウェストバージニア州では同じ法案が否決されましたが、今年になって、フロリダ州、インディアナ州、ミズーリ州、ノースダコタ州、バージニア州、ウエストバージニア州の6州では同じ法案が可決されました。

 そして、この動きを大歓迎しているのがトランプ氏なのです。トランプ氏は今年の1月28日、自身のツイッターで「非常に多くの州が聖書の授業を始め、生徒たちに聖書学習という選択肢を与えている…素晴らしい!」などと投稿し、支持する考えを表明しました。

 さらに1月31日付の英BBC放送(電子版)などによると、米ホワイトハウスのサラ・サンダース大統領報道官が、前日30日放送の米クリスチャン放送ネットワーク(CBN)のインタビューで、神が「ドナルド・トランプが大統領になることを」希望したと明言。ライバルであるリベラルな民主党から道徳的教訓を得るのは「非常に難しい」などと述べ、物議を醸しました。

 ワシントン・ポスト紙によると、実は前回、2016年の米大統領選では、キリスト教保守層(福音派)の約8割がトランプ氏に投票したといいます。来年の米大統領選での再選をめざすトランプ氏が、「地盤固め」につながることから、公立学校での聖書の授業を大歓迎するのは当然といえるでしょう。

    ◇   ◇

■子供を「習近平・国家主席の歩兵として…」

 一方、中国は、政府が国内の小中学校に対し、児童や生徒が中国共産党の価値観に従うような教育を行うよう指示したというのです。

 香港の英字紙サウスチャイナ・モーニングポスト(SCMP)が運営するニュースサイト、インクストーンが7月10日付で伝えているのですが、中国の最高国家行政機関、国務院が配布した新しいガイドラインで中国外からの教材の使用も禁止する徹底ぶり。そこには「愛国心や集団主義、社会主義教育を促進するとともに、子供と若者が中国共産党の話に耳を傾け、党に従うよう導くのが目標である」と書かれているといいます。

(次ページ)子供を「習近平・国家主席の“夢”実現に協力歩兵として…」

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