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大嘗宮建設中に東御苑公開 大嘗祭へ理解促す 警備に工夫も 

皇居東御苑での大嘗宮地鎮祭。写真は主基院献饌を終えた場面=26日午前、皇居東御苑(川口良介撮影)
皇居東御苑での大嘗宮地鎮祭。写真は主基院献饌を終えた場面=26日午前、皇居東御苑(川口良介撮影)

 地鎮祭を終え、宮内庁は大嘗宮の工事に着手する。頻発した過激派のテロを背景に東御苑を全面休園した前回から一転、宮内庁は工事期間中の東御苑の一般公開継続を決めた。建設現場を見せることで、大嘗祭への理解を促したい考えだ。一方、警備を担う皇宮警察は、来園者に威圧感を与えない“ソフト警備”に努めながら、爆発物の持ち込みに目を光らせるなど工夫を重ねる。

 大嘗宮が建設される東御苑は外国人が多数訪れる人気観光スポットだ。昨年は約165万人が来園した。

 「大勢の人に楽しんでもらっている現状と、過激派のテロがない社会情勢を踏まえ、公開継続を判断した」と宮内庁幹部。平成の大嘗祭では参列者からも「暗くて何をしているか分からなかった」という声が寄せられるなど、「大嘗祭への理解が広がらなかったことへの反省もある」と打ち明ける。

 本丸地区の工事現場は金網のフェンスで囲われるが、隙間から大嘗宮ができていく様子を見ることができる。「皇室の重要儀式に関心を持ってもらう一助になれば」と期待する。

 一方、大勢の入園者が行き来する中で警備する皇宮警察は工夫が求められそうだ。門での持ち物検査をはじめ、巡回の頻度を増やしたり、30年前より精度が上がったカメラによる監視を強化したりする。大嘗宮は木造建築が多いため「放火はもちろん、たばこの火の不始末にも気をつけたい」と幹部。本丸地区には貯水タンクを設けて備える。

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