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【話の肖像画】マラソンランナー・君原健二(78)(9)

 〈東京8位、メキシコ2位、ミュンヘン5位。五輪マラソンを3度完走し、すべて1桁の順位は空前絶後の大記録だ。金栗四三も3度五輪を走ったが、完走は1回。宇佐美彰朗も3度の五輪で1桁順位は1度だけ。ローマ、東京を連覇したアベベはメキシコで途中棄権。メキシコを制し、ミュンヘンでも3位のウォルデは東京で完走できなかった。モントリオール、モスクワを連覇したチェルピンスキーは東独のボイコットでロサンゼルス五輪を欠場した。だが君原は「いえ、金栗先生は戦争による中止をはさんでの3度の五輪ですから」と、あくまで謙虚な姿勢を崩さない〉

 引退後は平成3年に新日本製鉄を退社し、13年まで九州女子短期大学のお世話になりました。

 60歳まで勤めることを決め、2本の足で走ってきたので、これからは2輪で走ってみようと、58歳のときに自動二輪の免許を取り、1450ccのハーレーダビッドソンのバイクを買いました。一人で四国に、お遍路さんの旅にも行きました。無計画に札所を回ったのですが、参道は狭いし、バイクはでかいし、腕は未熟だし、恐ろしい思いをしました。それもいい思い出です。ハーレーには10年乗りましたが、維持費もかかるし、私、お酒を飲みますので、そちらに回そうと、今は小さなバイクに乗っています。(聞き手 別府育郎)

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