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トヨタ、五輪パラ用ロボット ミライトワ・ソメイティ型で子供らと遠隔交流

ヒューマノイドロボットのT-HR3(左)と東京2020マスコットロボットのミライトワとソメイティ。遠隔のロボット同士で、動作をシンクロさせることができる=東京都文京区(川口良介撮影)
ヒューマノイドロボットのT-HR3(左)と東京2020マスコットロボットのミライトワとソメイティ。遠隔のロボット同士で、動作をシンクロさせることができる=東京都文京区(川口良介撮影)
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 トヨタ自動車は来年の東京五輪・パラリンピックの大会運営に提供するロボットを開発し22日、発表した。大会マスコットキャラクター「ミライトワ」「ソメイティ」の形をした「マスコットロボット」など5種類。遠隔地からロボットを通して仮想的に競技会場を訪れることができるようになる技術が柱だ。

 マスコットロボットは身長約60センチで、カメラで人を認識すると腕や足、目が動き、表情を見せて歓迎。主に子供らと触れ合う。

 マスコットロボは、別の人型ロボット「T-HR3」(身長約150センチ)と遠隔通信で連携し、同じ動きをさせることができる。このため、イベント会場にいる子供が後ろからマスコットロボの手などを動かし、競技会場にあるT-HR3を通して、選手らと握手やハイタッチで交流することなどを想定している。

 大型ディスプレーが自走する「T-TR1」(高さ約2メートル)は「遠隔地間コミュニケーションサポートロボット」との位置づけ。競技会場に来られない人の全身をディスプレーに映すことを想定し、遠隔地の人もロボット視点で会場を見ることが可能で、来場者との交流を含めて会場の臨場感を味わうことができる。

 車いす席観戦をサポートする「生活支援ロボット」は、席への誘導や手荷物運搬を担うほか、席の端末で注文を受けた飲み物などを自動で運ぶ。

 このほか陸上やり投げやハンマー投げなどの投擲(とうてき)競技をサポートするロボットは、人工知能(AI)で運営スタッフを追従してやりやハンマーを回収・運搬。競技時間短縮やスタッフの労力削減に貢献する。

 トヨタは工場での産業用ロボットの技術をもとに、身体の不自由な人らを支援するパートナーロボットの開発を平成12年から続けている。東京大会ではモビリティ(移動)分野の「ワールドワイドパートナー」を務めており、古賀伸彦・未来創生センター長は「物理的移動だけでなく、ロボットを通じてその場にいるかのようなバーチャル(仮想的)な移動も提供することで、スポーツの感動や会場の熱気をすべての人に届けるお手伝いをしたい」と語った。

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