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【マンスリー囲碁】小林泉美六段が絵本出版

絵本「いごってなあに?」を手掛けた小林泉美六段(右)と夫の張栩名人
絵本「いごってなあに?」を手掛けた小林泉美六段(右)と夫の張栩名人

 女流名人3期などタイトル獲得通算10期の小林泉美六段(42)が今月、絵本を刊行した。自らの下絵がもとになった「いごってなあに?」(ぶんしん出版)には、囲碁に親しむ子供が増えてほしいとの願いがこもる。

 以前から佐野洋子さん、かこさとしさんらの絵本が好きだった小林六段。「長女が3歳くらいまでに、買ったり借りたりした絵本を2千冊は読み聞かせた。読書好きになり、読解力はついたみたい」という。囲碁でも力をつけた娘の心澄(こすみ)さん(13)は日本棋院の院生になり、プロを目指している。

 絵本の効能を信じる小林六段は自身でも作りたいと考え、3年ほど前から絵を描くように。以前、自宅で猫を飼っていたこともあり、黒猫と白猫を囲碁で用いる黒石と白石に見立て、石(猫)がつながれば強くなること、囲めば陣地になることなど、イメージがわく筋立てにした。夫である張栩(ちょう・う)名人(39)も助言や詰め碁作成で協力。友人のイラストレーター、荻並トシコさんに仕上げてもらったが、ほぼ原案のまま28ページの絵本が完成した。

 父が小林光一名誉棋聖(66)である小林六段は幼少期、母の禮子七段に囲碁を教わった。「一般の家庭で碁盤があるところは珍しい。大人と子供が一緒に読んで、囲碁の世界観を感じてもらえれば」と願う。(伊藤洋一)

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