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評論家の竹村健一さん死去 正論大賞、“電波怪獣”の異名 89歳

竹村健一氏
竹村健一氏

 本紙正論メンバーで第5回正論大賞を受賞した評論家の竹村健一(たけむら・けんいち)さんが8日、多臓器不全のため89歳で死去した。葬儀・告別式は近親者で行った。

 昭和5年、大阪市生まれ。京都大英文科卒業後、フルブライト留学生として米エール大、シラキュース大大学院で学ぶ。帰国後、「英文毎日」記者、山陽特殊製鋼調査部長、追手門学院大助教授を歴任した。

 42年、カナダの文明批評家、マクルーハンのメディア論を日本に紹介して一躍有名に。54年から平成4年までフジテレビ系で放送された時事番組「竹村健一の世相を斬る」の司会を務めるなどテレビ、ラジオのトーク番組に精力的に出演し、“電波怪獣”の異名を取った。関西弁とパイプをトレードマークに、「日本の常識は世界の非常識」など数々の流行語を生み出した。

 平成元年、貿易摩擦に端を発する日米相互バッシングへの警鐘など、豊かな国際感覚に基づいた言論活動で第5回正論大賞を受賞。出世作「マクルーハンの世界」をはじめ、著書は数百冊にのぼる。自ら監修した「これだけ手帳」の販売など、実業も手がけるマルチ人間としても知られた。

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