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上皇后さまご養蚕の糸で復元 正倉院宝物琵琶の模造品公開

完成した正倉院宝物「螺鈿紫檀五絃琵琶」の模造品(宮内庁正倉院事務所提供)
完成した正倉院宝物「螺鈿紫檀五絃琵琶」の模造品(宮内庁正倉院事務所提供)

 宮内庁は11日、皇居・東御苑の三の丸尚蔵館で、正倉院の代表的宝物「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)」の復元模造品を報道陣に公開した。弦の復元には上皇后さまが育てられた日本純産種の蚕「小石丸(こいしまる)」の糸を使い、楽器としての再現を試みた。13日から同館で始まる企画展で展示される。

 宝物の琵琶は奈良時代、聖武天皇の后、光明皇后が東大寺大仏に献納したとされる。宮内庁が平成23年度から材料や技法を再現した模造品の製作に着手し、失われた元の弦の残片を分析。細く耐久性のある小石丸の糸が最適と判断し、復元に用いた。上皇ご夫妻は3月、譲位に伴う行事で京都市を訪問した際、完成した模造品のお披露目で弦の音色を聞かれたという。

 企画展ではほかにも、小石丸の糸を使って復元した織物など、高度な製作技術を伝える正倉院宝物の復元模造品を展示する。

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