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はやぶさ2、午前10時過ぎに着地へ JAXA「果敢に挑戦したい」

小惑星「リュウグウ」に着地する探査機「はやぶさ2」の想像図(池下章裕氏提供)
小惑星「リュウグウ」に着地する探査機「はやぶさ2」の想像図(池下章裕氏提供)

 探査機「はやぶさ2」が11日午前10時過ぎ、小惑星「リュウグウ」の人工クレーターの付近に着地し、世界初となる小惑星の地下の物質採取に挑む。着地は2回目で、これが最後だ。その成否に世界の注目が集まっている。

 相模原市にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)では10日午前、責任者の津田雄一プロジェクトマネージャが「いよいよこの日が来ました。非常に重要なマイルストーンですが、だからこそこれまで通り、冷静な判断でやっていきましょう。はやぶさ2にもう一度リュウグウを触らせてあげましょう」とメンバーらに呼びかけたという。

 その後、機体が正常であることを確認し降下開始を決定。約2億5千万キロ離れた機体に向け信号を送り、午前10時46分に通常位置の高度約20キロから降下が始まった。順調に降下を続け、午後11時23分には高度約4キロに迫った。

 計画では11日午前9時40分に高度30メートルに達すると、位置確認のため地上に投下してあった目印をカメラで検知。これを捉えながらさらに降下し、同8・5メートルで水平移動し目標地点の上空に到達する。着地は午前10時5~45分ごろの予定だ。

 目標地点は4月に赤道付近に作製した人工クレーターに近い直径7メートルの平地。クレーター作製の際に飛び散った地下の物質が降り積もっており、機体が接触すると損傷の恐れがある高さ70センチを超える岩もないという。

 2月に1回目の着地に成功し、地表の物質は採取できたとみられている。今回失敗し、機体を損傷して帰還できなければ、1回目の物質すら失ってしまう。JAXA幹部は「慎重運転に切り替え、2回目で難度が上がるなら踏みとどまるべきだ」と強調していた。

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