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“ビリギャル”こと小林さやかさんが産経新聞で講演 「子供たちは何のために勉強するのかを真剣に考えている」

講演する小林さやかさん=9日夜、東京・大手町の産経新聞東京本社(山本雄史撮影)
講演する小林さやかさん=9日夜、東京・大手町の産経新聞東京本社(山本雄史撮影)

 ベストセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に合格した話」のモデルとなった小林さやかさん(31)が9日、東京都千代田区の産経新聞東京本社で講演会を行った。

 “ビリギャル”こと小林さんは現在、中学や高校を中心に年間80~100回の講演を行うほか、今年4月から大学院で教育学を学んでいる。この日は「ビリギャルの令和教育委員会」と題し、今後の教育の方向性、受験や勉強への向き合い方、自身が育った家庭環境などを約90分にわたり熱弁した。

 小林さんは「これまでは偏差値重視の『最終学歴社会』だったが、これからは経験値重視、新しい挑戦を繰り返していく『最新学習歴社会』になる」と指摘。その上で「今の子供たちは『何のために勉強するのか』を、大人が思っている以上に真剣に考えている。子供たちは『意味がない』と思えば勉強しない」と主張した。

 講演会は産経新聞社の会員組織、産経iD会員限定の無料イベントで、抽選を経た20代から70代の男女50人が参加した。講演の詳細は以下の通り。(山本雄史)

 【大学院に通い始めた理由】 

 高校時代の私がなぜあんなに勉強できたのか、もっとロジカル(論理的)に説明できるようになりたかった。私はもともと頭がいいわけではない。私立高校に通ってはいたが進学校ではなかった。(塾や家庭などの)「環境」が結果をもたらしてくれた。私が自分の経験をロジカルに説明できれば、もっと多くの教育関係者が耳を貸してくれると思っている。

 現状で一ついえることは、私は慶応に入ることを自分で決めた。だから猛勉強できたという説明は成立する。多くの学生は自分で(志望校や進路を)決められない。文系、理系ですら決められない。どうすればいいですか、と私に質問がくる。自分で決めることができないと、物事は成し遂げられない。

 【勉強する意味を子供にどう伝えるか】

 親が子供、特に中高生に「勉強しなさい。あなたのために言っているのよ」というケースは多い。ただ、それで子供が「自分のために言ってくれてありがたい。勉強します!」とは絶対にならない。

 そこで私は、中高生にこう説明している。

 「あなたたちのために言っているのではない。いつか、あなたたちに大好きな人ができて、結婚して子供が生まれたとする。その赤ちゃんは何もできない。周りの大人がなんでもやってあげないといけない。そうなると、命をかけて子供を守ろうとする。命をかけてでも守るべきものがあなたにできたとき、その守る力の土台になるのが勉強だ」

 知識がなければ小さな子供は守れない。命が危険にさらされるかもしれない。お金がなくて食事を与えられなくなるかもしれない。そうならないために勉強をする。この話をした学校の平均点は必ず上がったと聞いている。

 誰かのために勉強することがきちんとわかれば、子供は勉強する。求めている意味がわかれば、子供は真剣に取り組み始める。私たちよりも下の世代は、意味や目的を真剣に考えている。(一部を抜粋)

 ■“ビリギャル”は、小林さんの高校時代の実話をもとに平成25年に刊行された『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に合格した話』(坪田信貴著、KADOKAWAアスキー・メディアワークス)で一躍流行語となった。本は120万部を超えるベストセラーとなり、女優の有村架純主演で映画化もされた。小林さんは今年3月、これまでの人生を振り返った自伝的著書『キラッキラの君になるために~ビリギャル真実の物語~』(マガジンハウス)を発表している。

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