PR

ライフ ライフ

渡辺新棋聖誕生 高島屋で名勝負 大盤解説会ファン熱視線 ヒューリック杯棋聖戦第4局

第90期ヒューリック杯棋聖戦第4局の対局場「高島屋」で行われた大盤解説会で解説する立会人の田中寅彦九段(右)と貞升南女流初段。多くの将棋ファンが集まった=9日午後、新潟市の岩室温泉(植村光貴撮影)
第90期ヒューリック杯棋聖戦第4局の対局場「高島屋」で行われた大盤解説会で解説する立会人の田中寅彦九段(右)と貞升南女流初段。多くの将棋ファンが集まった=9日午後、新潟市の岩室温泉(植村光貴撮影)

 産経新聞社主催の「第90期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」の第4局が行われた新潟市西蒲(にしかん)区岩室温泉の「高志の宿 高島屋」では9日午後、大盤解説会が開かれた。大盤解説会には約80人のファンが訪れ、リアルタイムで棋士が解説する大熱戦に見入った。

 初防衛が懸かる豊島(とよしま)将之(まさゆき)棋聖(きせい)(29)=名人・王位=に、初の棋聖獲得を目指す渡辺明二冠(35)=棋王(きおう)・王将=が挑戦する今シリーズ。第4局は渡辺二冠が2勝1敗で棋聖獲得へ王手をかけた大一番となった。注目の対局だけに、午前から大盤解説会のファンらが並び、開始時間を30分前倒しして午後2時に始まった。

 平成29年に将棋界史上最多の29連勝を達成した最年少プロ、藤井聡太七段(16)の連勝記録を止めた佐々木勇気七段(24)や貞升(さだます)南(みなみ)女流初段(33)、立会人を務める田中寅彦九段(62)、日本将棋連盟常務理事の森下卓九段(52)らが登壇した。

 田中九段は序盤の指し手を振り返りながら「渡辺二冠は戦略家で、奥の奥まで考えるタイプ。豊島棋聖は新手を繰り出し、迷いがない」などと解説すると、ファンらが熱心に耳を傾けた。

 佐々木七段の師匠、石田和雄九段(72)が会場に現れ、師弟での共演が実現。佐々木七段は「師匠は引退した今でも対局を中継で見ていて、『あの時何でこう指さなかったの?』とよく電話が来る」と紹介すると、石田九段は「弟子たちの将棋を観戦するのが生きがい」と目を細めた。

 終盤は、豊島棋聖、渡辺二冠ともに残り時間を使い果たし、60秒以内に指さなければならない「1分将棋」に突入。見事勝利して三冠に復帰した渡辺新棋聖が豊島前棋聖と一緒に会場に姿を現すと、ファンから大きな拍手がわき起こった。

 「棋譜再現」をクリックすると対局状況をご覧いただけます。

将棋 棋譜再現(Windows版のみ)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ