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「いよいよ正念場」 はやぶさ2チームが会見 11日に2回目の着地

小惑星探査機「はやぶさ2」の2回目の着地計画について、会見で模型を使い説明する久保田孝JAXA教授(右)ら=9日、東京都千代田区(草下健夫撮影)
小惑星探査機「はやぶさ2」の2回目の着地計画について、会見で模型を使い説明する久保田孝JAXA教授(右)ら=9日、東京都千代田区(草下健夫撮影)

 11日に予定している探査機「はやぶさ2」の小惑星「リュウグウ」への2回目の着地について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のチームは9日、会見し「いよいよ正念場。ぜひ成功させたい」と意気込みを語った。

 相模原市にある管制室はこの日、着地の実施態勢に入った。久保田孝教授は「準備を一丸となって進めてきて、いよいよ本番。緊張している人もいるが、わりと平常心で迎えている気がする」とチームの雰囲気を語った。

 2月に1回目の着地に成功し、地表の物質を採取できたとみられている。2回目の技術的な意義について久保田氏は「技術は1回だけではなく2回、3回とやって獲得するものだ」と強調した。

 今回は4月の人工クレーター作製時に飛散した地下の物質を採取する。久保田氏は「世界初のこと。はやぶさ2の正念場であり、一番大きな山場を迎える」と気を引き締めた。

 吉川真(まこと)准教授は「ぜひ成功させたい。地球に戻ったときに『2回目の着地をやって本当によかった、地下の物質が採れてこんなに科学に役立った』という結果になることを非常に期待している」と話した。

 着地に失敗して機体を損傷すると、1回目に採取した物質すら地球に回収できない恐れがある。このためチームは2回目の実施の是非を慎重に検討してきた。

 久保田氏は「訓練を繰り返し、こんなことはあり得ないと思える事態まで考えて結論を出した。自動で危険を検知して着地を中止し、上昇する可能性も含め問題ないことを確認した」と自信を示した。

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