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ハニワ課長に世界遺産登録で単独インタビュー 今の心境と気になる今後は

世界遺産登録決定を受け、PV会場で取材に応じるハニワ課長(左)。右はハニワちゃん=6日、堺市堺区(沢野貴信撮影)
世界遺産登録決定を受け、PV会場で取材に応じるハニワ課長(左)。右はハニワちゃん=6日、堺市堺区(沢野貴信撮影)
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 百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群の世界文化遺産登録へ向け堺市のPRキャラクターに抜擢(ばってき)されてから約5年。埴輪(はにわ)の顔をしたスーツ姿の「堺市職員」ハニワ課長は、「開いた口がふさがらない」「土に返りたい」といった軽妙トークで人気を集め、さまざまなイベントに登場して登録機運を盛り上げてきた功労者の一人だ。正式登録が決まった今、ハニワ課長の心境と気になる今後の処遇は-。(古野英明)

 「私のせいで(世界遺産登録が)あかんようになるのではと頭が割れるほど悩んだこともあるが、正当に評価されホッとしている」。まず口をついて出たのは安堵の言葉だった。

 古墳群は、国内推薦を得るべく平成25年6月に文化庁へ最初の登録推薦書原案を提出して以来3回落選。「パチモン(偽物)くさい私の存在がいろんな方の心証を悪くしたのでは」と落ち込み、「もう土に返る」と何度も引退を考えた。

 だが、そのたびに市民や関係者から「辞めないで」「しっかりがんばって」と励まされ、思いとどまった。数知れず参加したイベントでは「子供には泣かれたが、大人はおもしろがってくれ、SNSでも話題にしてもらった」といい、その効果もあって、登録を応援する「市民の会」の会員数は4万人を超えた。

 30年1月の国内推薦獲得、今年5月の国連教育科学文化機関(ユネスコ)諮問機関イコモスの勧告を経ての世界遺産登録。「登録はもちろんだが、市民のみなさんと喜びを分かち合えたのが何よりうれしい。土に返っていたら、味わえなかった」と喜びを爆発させる一方、自らが果たした役割については「機運盛り上げに微力ながら貢献できたのでは」と控えめにアピールした。

 気になるのは、今後の処遇。世界遺産登録を果たした今、お役ご免ということも考えられるが、「なんとなくだが、このまま続けさせていただけるのでは、という空気は感じている」という。

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