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健康寿命延伸目指す 「国循」が移転開業、大阪「健都」

JR岸辺駅前に移転開業した国立循環器病研究センター=1日午前、大阪府
JR岸辺駅前に移転開業した国立循環器病研究センター=1日午前、大阪府

 大阪府吹田、摂津両市にまたがるJR東海道線岸辺駅前で両市と府が医療拠点などを集積させる「北大阪健康医療都市(健都)」に、拠点施設となる国立循環器病研究センター(国循)が1日、吹田市北部から移転開業した。健都では医療関連の企業や研究機関の誘致を進めており、複合医療産業拠点を形成、健康寿命の延伸をリードするまちづくりを目指す。

 国循は循環器の医療・研究機関。全国に6カ所ある国立高度専門医療研究センター(ナショナルセンター)で、唯一西日本に立地している。昭和52年に約7キロ離れた吹田市北部に開設されたが、建物老朽化のため旧国鉄吹田操車場跡地の現在地への移転を平成25年に決定。28年に着工した。

 敷地は吹田市と摂津市にまたがり、約3万平方メートル。建物は地上10階地下2階建てで、28診療科で構成され、病床数は550床。企業などと共同で研究に取り組むオープンイノベーションセンターを新設し、高度な医療技術に対応するハイブリッド手術室を1室から4室に増やした。

 健都全体は約30ヘクタールの広さがあり、昨年、24時間対応で無休の調剤薬局などが入った複合施設がオープンしたほか、市立吹田市民病院も移転開業。研究機関や企業を誘致する「健都イノベーションパーク」には、医療機器メーカー「ニプロ」の立地が決まっているほか、国立健康・栄養研究所(東京都新宿区)が移転方針を決めている。

 ただ、最大目標とする健康寿命の延伸については具体的計画はまだない。吹田市の後藤圭二市長は「食の改善と適切な運動、禁煙の取り組みで、延伸につなげたい」、国循の小林順二郎病院長は「健都全体で、進むべき方向を探り、世界に発信する研究をしたい」と話す。

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