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作者は天才仏師、運慶の長男? 優雅な秘仏を公開

堂本印象美術館で初出展された阿弥陀如来坐像
堂本印象美術館で初出展された阿弥陀如来坐像
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 鎌倉時代の大仏師、湛慶(たんけい)の仏像? そんな評判を呼ぶ仏像が京都府立堂本印象美術館(京都市北区)で開催中の「堂本印象 ほとけを描く ほとけを愛でる」で初出展され、美術ファン、研究者の間で話題を呼んでいる。京都出身の日本画家、堂本印象(1891-1975)のコレクションの1体だが、湛慶といえば、東大寺南大門の仁王像制作などで知られる運慶の長男。どことなく父の作品を追いかけている姿と形が見る人に「いかにも!!」といった印象を与える。(園田和洋)

初めて人前に

 日々、詰めている京都府庁の記者室に投げ込まれた堂本印象美術館のチラシ。そこに掲載された一枚の写真を見て、「まだ、こんな仏像が未公開のまま残っていたのか」と驚いてしまった。

 仏というより人間に近い写実的な表現で、ひと目みて、平安時代末期から鎌倉時代にかけて奈良や京都、鎌倉などを中心に活躍した運慶や快慶を含む一大仏師集団「慶派」の作品であることはわかった。

 同美術館では初出展の阿弥陀如来坐像。印象の自宅に置いていたらしく、府教委文化財保護課に聞いてみても、調査した記録もなく、どうやら人目に出るのも初めてらしい。かつて仏像を追いかけて寺院巡りをしていたころの記憶を呼び起こすような出会いだった。

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