PR

ライフ ライフ

6度目の正直で藤井七段に勝利 都成竜馬五段は遅咲の花

 神戸市出身、現在も在住する谷川九段は、六冠を携えた羽生善治九段(48)との王将戦七番勝負を繰り広げていた平成7年1月17日、阪神大震災を経験した。弟子入りを申し込んできた小学生の誕生日は、1月17日。運命的なものを感じ、迎え入れたという。今もただ一人の弟子だ。

△   ▲

 小学5年生で入った奨励会では苦労した。2年近く、最初の6級からなかなか上がれない。宮崎に住んでいたため、神戸に住む谷川九段には、棋譜、反省点や考えを書いた手紙を送る。すると谷川九段から添削した返事が送られてくる。

 「ほかの人の2倍、3倍頑張りましょう」「プロになろうと決めた気持ちを思い出して」…。谷川九段は、東京や大阪に比べ、身近に研究仲間がいない地方に住む弟子のため、熱心に指導した。

 大阪市福島区の関西将棋会館には、宮崎から飛行機で通った。中学卒業後は大阪の高校に進学したが、3年のときに中退。奨励会の後輩たちが追い上げてきており、将棋に専念する必要があった。

 「17歳で三段になったときは、一番年下でした。でも同期や後輩たちがプロになり、気持ちに余裕がなくなっていった」。奨励会三段とプロ四段の差は大きい。四段は対局料が入り、「先生」と呼ばれる。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ