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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈725〉講談社ジャーナリズム

衆院財務金融委員会の冒頭で、金融庁の審議会が出した「老後資金2000万円問題」の報告書について、不正確な記述について謝罪する金融庁・三井秀範局長。左後方は麻生太郎副総理兼財務相=14日午後、国会・衆院第15委員室(春名中撮影)
衆院財務金融委員会の冒頭で、金融庁の審議会が出した「老後資金2000万円問題」の報告書について、不正確な記述について謝罪する金融庁・三井秀範局長。左後方は麻生太郎副総理兼財務相=14日午後、国会・衆院第15委員室(春名中撮影)

 『週刊現代』が5月から月3回刊になっている。月に1回は合併号という形なのだ。

 出せば赤字だから、少しでも赤字を減らすため、発行回数を減らそうということなのか。そんなことをしていたら、月2回刊になり、月1回刊になり…(月刊誌だ)。講談社ジャーナリズムとしては寂しい。

 にしても、このところ週刊誌がつまらない。部数トップの『週刊文春』からして大人の視点を欠き、読むべき記事が少ない。

 今週号(6月27日号)の左柱はまたもや「小室圭さんが眞子さまに打ち明けた『隠し録音』」。

 小室母と元婚約者が409万円の借金について、圭さんも交えて話し合ったときの録音があるというのだが、単なる匿名の証言。『文春』はその録音を入手したわけでもなく、〈にわかには信じがたい話だが〉。

 それなら、記事にするまでもあるまい。

 年金2千万円不足問題、『週刊新潮』(6月27日号)は右柱で「徘徊(はいかい)する『老後2000万円』という妖怪の退治法」。

 厚生労働省相も務めた舛添要一前東京都知事のコメントが真っ当。

 〈「これのどこが問題なのでしょうか」(中略)「これだけ不足する、年金だけではバラ色ではないというのは紛れもない事実。少子高齢化で平均寿命も延びる中、年金が天から降ってくるワケはない(中略)今さら騒ぐような話ではありません」〉

 これに尽きる。

 『新潮』左柱は「『最後の女』が汚した『殿』の晩節!『ビートたけし』がテレビから消える日」。

 愛人のせいで古くからのスタッフも次々と離れ、1本300万円が相場のギャラ1・5倍(つまり450万円)要求など、容赦なく書いている。男はツライよ。

 『ニューズウィーク日本版』(6・25)の特集は「弾圧中国の限界」。香港200万人デモを報じている。

 『文春』もこういうテーマを取り上げなくては。

   (月刊『Hanada』編集長)

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