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和服を普段着で…「キモノ男子」増加中

「男のキモノ展」に並ぶ広島カープとサンフレッチェ広島の浴衣=広島市
「男のキモノ展」に並ぶ広島カープとサンフレッチェ広島の浴衣=広島市
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 和服をおしゃれな普段着として楽しむ「キモノ男子」が増えている。中国地方で呉服店や撮影スタジオなどをチェーン展開している「やしまグループ」(広島市中区)によると、ここ数年は男性用着物の売り上げが上向き、昨年7月決算では販売数が対前年比167%と大きく伸びているという。50~60代の男性らがインスタグラムなどのSNSに投稿し、海外からも注目を集めていることから、同社は顧客の和服姿を撮影したスタイルブックを制作してアピールに乗り出した。

「カープ浴衣」も

 男性用着物の展示・即売会「男のキモノ展」が5月31日~6月2日、同社本社ビル内で初めて開催された。会場には着物だけでなく、プロ野球・広島東洋カープやJリーグ・サンフレッチェ広島といった地元チーム柄の浴衣や帯、草履(ぞうり)などの和装品も取りそろえられ、着物を試着する男性来場者の姿も。「着物は気が引き締まります」と笑顔を見せながら、コーディネートを楽しんでいた。同社によると、3日間の開催で約45人の来場客があり、約600万円を売り上げた。

 同社の中須賀賢一社長(47)は「昨年8月から男性をターゲットに定めた」と説明する。きっかけとなったのは、数年前から着物でのおしゃれを楽しむ男性社員が現れたこと。同社は平成28(2016)年4月、「やしま男子」と銘打ったスタイルブックを作り、中国地方5県で展開している呉服店「やしま」や撮影スタジオ「ニコ」の計23店での配布を始めた。

 30年4月には男性顧客がモデルを務める「キモノ男性」と題したスタイルブック千部を作製。「男性が和服を着るのは祭りのときの浴衣や礼装ぐらいだったが、最近では自分なりのコーディネートで和服姿で休日やプライベートを過ごす男性が増えてきた」と中須賀社長。最近ではデニム生地の着物などカジュアルなスタイルの着物が登場するようになり、自分磨きをする需要の高まりに手応えを感じている。

「AKB48」から男性ニーズも

 スタイルブックにはキモノ男子のコメントも添えられ、「『粋でカッコイイね!オシャレなコーディネートだね!』と褒(ほ)められ、いい気分です」(20代)「『きものがよく似合うね!』の褒め言葉にセンスは磨かれています。街行く人々からも声をかけられるほどです」(40代)。インスタ映えする新しいファッションとして広がってきているという。

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