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【TOKYOまち・ひと物語】議員インターンに3万人送り出す NPO法人理事長・佐藤大吾さん

NPO法人ドットジェイピーの佐藤大吾理事長=5月29日、東京都内
NPO法人ドットジェイピーの佐藤大吾理事長=5月29日、東京都内

 「若者の投票率を上げたい」。NPO法人ドットジェイピーの理事長、佐藤大吾さん(45)は平成10年から、議員インターンシップなど若者の政治への関心を高めるための体験型学習プログラムの提供に取り組んでいる。しかし、一昨年10月の衆院選で10代の投票率は40%、20代は34%で、全体の54%を大きく下回った。佐藤さんの模索は続いている。

 議員インターンシップは大学生が夏休みなど長期休暇の2カ月間、議員と行動を共にして、議員の仕事や思い、政治と社会のつながりを知ってもらうプログラムだ。これまでに送り出したインターン生は約3万人に上る。

 佐藤さんがインターンシップ事業を始めたきっかけは、7年に発生した阪神大震災だった。大阪大の2年生だった佐藤さんは「好きでもないことをする暇はない」と、人生の残り時間を意識するようになったという。

 ちょうど進路を考えている時期で、「働いたことのない会社に『第1志望です』と言うことに違和感を覚えた」と就職活動はせず、「給料は要らないから働かせてください」と多くの企業に直談判。ホームページ制作会社などで「かばん持ちから」仕事を始めた。

 すると就職活動中の同級生たちから「抜け駆けはずるい」と言われ、逆に企業を紹介するように。そのうちに経営者側から「他の学生も紹介して」と頼まれるようになり、送り出す学生の数が増えてサークルに発展し、最終的には企業インターンシップコーディネート事業になった。これが8年のことで、12年にドットジェイピーを設立した。

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