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【話の肖像画】作家・江上剛(65)(1)「呪縛」の言葉に記者が動いた

 〈平成9年に発覚した第一勧業(現みずほ)銀行による総会屋への利益供与事件で広報部次長として混乱収拾とコンプライアンス体制の確立に尽力した。映画化された産経新聞連載の小説「呪縛」の主人公のモデルでもある〉

 東京地検特捜部が家宅捜索に入った5月20日午前9時ごろ、僕は29階の広報部にいて、日比谷公園の方から隊列を組んでやってくる地検の係官が正面玄関から入るのを見ていました。家宅捜索に入るという情報はかなり前に新聞記者から聞いて知っていた。役員にも前日、地検が入ると説明しましたが、顧問弁護士は「銀行に家宅捜索が入るわけがない」と全く危機感がない。最高裁判事もやった人でしたが、ごちゃごちゃ言うので「あんた銀行員でもないのにうるさい。黙ってろ」と怒鳴りつけました。

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