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薩摩焼の十四代沈寿官氏が死去 司馬小説のモデル

薩摩焼十四代宗家の沈寿官さん=1998年10月
薩摩焼十四代宗家の沈寿官さん=1998年10月

 十四代沈寿官氏(ちん・じゅかん=薩摩焼窯元、本名は大迫恵吉=おおさこ・けいきち)16日、肺炎のため死去、92歳。葬儀・告別式は未定。

 16世紀末に豊臣秀吉が朝鮮出兵を行った際、参加した薩摩の武将島津義弘が連れ帰った陶工の子孫。昭和39年に十四代沈寿官を襲名。白薩摩や黒薩摩といった焼き物を手掛けた。日韓の文化交流にも力を尽くし、平成元年、日本初の韓国名誉総領事に就任。11年に韓国の銀冠文化勲章。同年、長男、一輝(かずてる)氏に十五代を襲名させた。一族は司馬遼太郎の小説「故郷忘じがたく候」のモデルになった。

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